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角田ゼミの卒業論文
卒論テーマは毎年バラエティに富んでいますが、大きな傾向としては、ポピュラー文化やメディア文化を題材にしながら、現代における「生」・「他者」・「都市」のありようを探究する傾向が強いように思います。
卒業論文テーマ一覧
● ノスタルジア消費の行方——現代社会における脱加速的な文化表象の分析から——
● 現代において「人が集まること」——あえて対面で集まることを選ぶ私たちについて考える——
● ひろゆき人気にみる現代人の欲望——「ロマン主義シニシズム」から「ゲーム的シニシズム」へ——
● 学習塾からみる教育の現代的様相——学習内容への積極的な意味付けを見出す——
● 「現代版コーヒーハウス」の理論と実践——「〈共存〉の時代」における「小さな社会」の構想——
● 現代都市経験論——写真で捉え直す「まち」の魅力——
● 効率重視社会における教養のかたち——加速する社会で「知ること」「学ぶこと」を考える——
● 消費的まなざしへの挑戦——現代女性の「見る/見られる」・「撮る/撮られる」関係性を問い直す——
● イメージを纏う現代日本社会——記号化の影と写真の光————
● 美容系 YouTuber 研究——「私遊び」から「シミュラークル・ゲーム」へ——
● ポスト・〈コミュニケーション〉論——コミュニケーションで私たちは何をしたいのか——
● テレビドラマはまだ終わらない——野木亜紀子作品からドラマの現代社会的可能性を考える——
● トラベルする私たち——現代観光からみる「経験」の位置——
● 人気 YouTuber の近現代社会論——「劇場型社会」と「プロジェクト」という観点を中心に——
● 交換原理だけではないこの世界について——システム社会における「中動態」・「ケア」・「贈与」の可能性を探求する——
● なぜいま絵本なのか——大人が絵本を読む時代を考える——
● 「他者」を乗り越えるジャーナリズムに向けて ──2018 年入管法改正前後の新聞分析を手掛かりに
● 芸人にみる現代日本社会 ──「ネオリベ」社会の功罪を捉える
● 現代大学論 ──文系学部の大学で「学ぶ」ということ
● 現代友だち論 ──サブスク化というユートピア/ディストピア
● 雰囲気社会 ──「ストーリー」消費の分析を通じて
● フェミニズムから見るキャリアウーマンの現在 ──傷ついた先にある「私らしさ」をめざして
● 日常に溢れる「アート」 ──その閉塞性と可能性
● 日常の中の「宗教性」 ──宗教社会学から捉える現代文化
● 「東京」イメージ論 ──現象学的写真分析から捉える現代都市の匂い
● 地域を変えるローカルメディアの可能性 ──つながりとデザインの観点から
7期生(2020年度卒業)
● 「ていねいな暮らし」論 ──現代社会における「暮らし」の意味変容
● 「恋愛リアリティショー」とは何か ──現代社会のゲーム的欲望の文化
● 現代社会の「ひとり」 ──現代の「孤独」をめぐる問題と可能性
● 「第三の韓流」 ──現代日本若者の韓国文化受容
● 「スマホ・フレーム」リアリティ ──曖昧になる現実と虚構の「生」のかたち
● 廃墟メディア文化論 ──「廃墟」表象にみる現代社会の欲望
6期生(2019年度卒業)
● ジャニーズ文化から日本社会を透視する ──メディア・個性化教育・若さ信仰の観点を中心に
● これはニュースかバラエティか? ──「ミヤネ屋」から見る「ワイドショー」番組批判的考察
● JKであること ──制服・学校文化・盛り文化の観点から考察する
● ”軽く”なった高校野球と現代日本社会 ──管理社会・スペクタクル・文化消費の観点から探求する
● 東京ディズニーリゾートの「夢」 ──「Dヲタ」的文化消費と現代日本社会
● 明日は今日より新しい ──木皿泉作品の文学社会学的読解
● 「コミュ障」とは何か ──現代日本的「コミュニケーション」の批判的考察
5期生(2018年度卒業)
● 「それでも家族を持つ」という現代社会的な選択 ──結婚の多様化と家族の柔軟化の只中で
健康美神話と筋肉 ──なぜいま女性は鍛えはじめたのか
「女性らしい」センスに可能性はあるのか ──現代ロックミュージック文化を事例として
J-POPは「死んだ」のか? ──現代におけるJ-POPの”周縁”とその可能性を考える
曖昧言葉からみる現代日本のコミュニケーション ──「空気」の可能性と危険性のはざまで
中身で勝負しない女性ファッション誌 ──現代日本社会における雑誌業界のジレンマ
トーキョーディズニーリゾート論 ──東京ディズニーリゾートの現代的変容にみる現代日本社会
流動化社会における新しい恋愛 ──カップル写真・カップルアプリの分析を通じて
ヤンキー文化の(不)可能性 ──新自由主義社会における「強さ」と「優しさ」と
いまなお結婚はゴールなのか? ──「結婚ドラマ」分析から女性のライフコース変容を探る
女子高生からJKへ ──制服と学校文化の相関関係に着眼しながら探求する
4期生(2017年度卒業)
● 現代の若者にとって充実した生とはなにか ──「リア充」ゲームのはじまりとおわり
● ハロウィン・ナイト・フィーバー ──個人化社会における祝祭とその身体性
● 東日本大震災後のボランティアは何を担っているのか? ──その歴史的変遷と現代的様態
● なぜ身体を鍛えるのか ──雑誌「Tarzan」からみた現代のフィットネス
● 「カメラ女子」という文化 ──女性向けカメラ雑誌の内容分析を通じて
● モンスター化する「お客様」 ──消費社会が生み出すクレーマー、その先へ
● ミスキャンパスコンテストに見る現代的自己の展開 ──出場者へのインタビュー調査を通じて
● 「笑う社会」の光と影 ──メディア史的変容と日常会話の分析を通じて
● ディープでライトなオタク女子 ──現代オタク女子の生態系を探る
3期生(2016年度卒業)
● 「幸福」を嗤う若者たち ──格差社会における若者幸福論再考
● 大道芸を社会学する ──日常の中に切り開かれる非日常な世界
● 孤独を知らない「おひとりさま」 ──SNSは「無縁社会」を結びなおすか
● かわいい文化の多様性 ──きゃりーぱみゅぱみゅと空虚な「日本」文化
● 現代社会における若者の時間意識 ──Instagramの分析を通じて
● 「湘南」イメージの変遷と再構築 ──「湘南」に暮らす人と訪れる人との関係に着目して
● ノスタルジックな現代日本社会 ──古民家ブームの分析を通じて
● 近年のゾンビ表象に見る現代日本社会
2期生(2015年度卒業)
● 現代における天狗の役割とは何か
● 社会に組み込まれる監視 ──現代の監視社会の傾向と日本における事例の考察
● ソフトバンクCMの正体を探る ──データベース消費されるテレビCM
● 「マニュアル化」批判・再考 ──ハンバーガーショップでの参与観察を通して
● 若者目線の観光経験 ──モバイルメディアの可能性を探る
● オネエキャラ人気に見る現代日本社会の「距離感」 ──カテゴリーという観点から
● ”積極的”に「婚活」する”受動的”な女性 ──現代日本女性の結婚とそのイメージをめぐる考察
● デジタル遊びの現在と未来 ──コンシューマゲームの遊び性
1期生(2014年度卒業)
● 人はなぜロックフェスに集まるのか ──エスノグラフィックな分析を通して
● なぜ犬と家族になるのか ──新聞記事を通してみる戦後から現代までの変化
● コンビニエンスストアはインフラか
● 「中位層」から考えるスクールカースト ──インタビューから見えてくる「普通」の若者たち
● 「おもちゃ」が消える日 ──時代への波及性とその魅力
● 『プリキュア』から見る母娘関係 ──セクシュアリティを避ける『プリキュア』
● 「かわいい」とは何か ──意味とコミュニケーションの分析を通して
● 『ドラゴンボール』はなぜ面白いのか ──物語論と漫画表現論の観点から
● パンケーキの”新しさ”はどこにあるのか ──雑誌記事分析による流行過程の考察
● 『仮面ライダー』シリーズが映す現代日本社会 ──昭和期と平成期のヒーロー像の違い
● そして、歌詞は生まれ変わる ──試論としての「歌詞構造論」の社会学的実践
● 女性アイドルとファンの関係性 ──その歴史と現代的様相
● 日本人にとって入れ墨とは何か ──メディアでの取り扱われ方にみる社会認識の変化から
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